孤立死

ごみ屋敷とセルフ・ネグレクト

こんにちは。クリーナーズ林田です。
みなさま、暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。こちら大阪でも連日35℃近い日が続き、作業中は滝のように汗が出ますね。ついつい冷たいものを多く採ってしまいます。夏バテに気を付けないといけませんね。
さて、今日はこのところ読んでいる本のご紹介です。岸恵美子先生著『ルポ ゴミ屋敷に棲む人々 ~孤立死を呼ぶ「セルフ・ネグレクト」の実態』(幻冬舎新書)という本です。「セルフ・ネグレクト」という言葉はご存知でしょうか?普段あまり聞き慣れない言葉かもしれません。自己放任とも訳されますが、生活において当然行うべき行為を行わないことから事故の心身の安全や健康が脅かされる状態に陥ること、とあります。つまり、食事や掃除、洗濯、お風呂に入ったり、着替えたり、ごみを捨てたり、部屋を片付けたり、身体の具合が悪いところがあれば病院に行ったり、といったことですね。それをしない、またはできない。それが時々ではなくて、安全や健康が脅かされる状態になるまでずっと続けてしまう。部屋の床が見えないほどコンビニ弁当の容器が山になったり、トイレがつまっても排泄物がそのままの状態であったり。どうしてそうなってしまうのか?著書にはいろんなパターンの事例が書かれていますのでご興味のある方はぜひ読んでみられるとよいと思います。生きているといろんなことがあって、セルフ・ネグレクトの状態になってしまうことがある。一人一人に理由や物語があると思うのですが、共通するのは「孤立」や「孤独」ではないでしょうか。仕事柄、ゴミ屋敷や孤独死の現場に関わることが多いのですが、そうひしひしと感じます。ほんの目の前の家やお隣さんの部屋で人知れずゴミ屋敷や孤独死が起こっています。世間体を気にして他人様に助けを求めて迷惑をかけないようにという文化や、自分だけの領域に他人を入れたくない個人主義というのもあるでしょう。社会情勢や経済状況の影響もあるでしょう。すべてを自己決定や自己責任論では解決できない問題だと思います。いただいたお仕事を通してセルフネグレクトを感じる現場を多く見ることになりますので、少しでもその解決や改善につながるような行動や発信ができたらと思います。
ご自身や周りの方でゴミ屋敷などお困りのことがありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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創業19年
生活整理・生前整理・遺品整理・部屋片付け・汚部屋・ゴミ屋敷整理のエキスパートはクリーナーズ
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ゴミ屋敷で暮らすこと、そこで亡くなるということ

クリーナーズ林田です。
先日、遺品整理と室内の清掃でお伺いしたお部屋の話です。
郊外の静かな住宅地のなか、築年数は少し経っていますが綺麗なマンションで、玄関はオートロック、2階の一室で広さは2LDK。そのお部屋がいわゆるゴミ屋敷で、雑然と置かれた衣類や日用品の間を、ペットボトルや食料品の袋などが床を埋めています。お亡くなりになった故人は男性で、お一人で暮らされていたようです。年齢はお聞きできなかったのですが、残された物のようすから高齢というわけでもないようです。ゴミだけでなく対応を難しくしているのが、風呂、トイレ、リビングから廊下にかけて床や壁を汚していた糞便の汚れでした。トイレの便器は土のように固まった便でつまっており、便座にもべったりこびりついて座れないような状態。トイレが使えなくなったため別の場所で用を足したためか、廊下の片側半分から浴室脱衣所、浴室内まで黒く干からびた便が固着しています。このようなおうちのリビングで、飲み捨てたペットボトルや食料品ゴミ、雑多な日用品に埋もれるようなかたちでお亡くなりになっていたようです。
作業では室内の物はすべて搬出し、便で汚れた床や壁もきれいに掃除しました。おそらく作業前の部屋を見ていない方には元の姿を想像できないくらい普通のお部屋になりました。作業中は汚れと格闘するかのように必死で、完了したときには清々しい充実感がありました。ですが、仕事を終え帰宅してから思ったことは、亡くなった故人の方はどんな風に、どんな思いでこの部屋で暮らされていたのか?ということです。なぜゴミが堆積してもそのままで、トイレで用も足せないような状態でいたのか。何かご病気をされていたのか。知り合いや身内の方が家に来ることもなかったのでしょう。困ってはいなかったのだろうか。自ら望んでこのように暮らされていたのだろうか?65歳以上の高齢の方でなく、また65歳未満でも特定疾病がなければ、ヘルパーなどの介護保険サービスは使えませんし、何らかの障がい状態でなければ障がい福祉サービスも使えないわけです。そもそもそんな周囲とのやりとりを面倒だとして自ら望んで離れることは普通のことで、独りがいけないなんて周りに言われる筋合いもない。でも一方で社会的に孤立無援の困った状態になることもある・・・。
こうしてうだうだ考えても答えは出ませんが、思ったのは、誰しも赤ん坊でこの世に生まれてきたときには誰かがお産を取り上げて、温かい毛布にくるみ、お乳やミルクを与え世話をしてくれたはず。その同じ命なのだから、亡くなるときも、亡くなるまでも、大切にされなくてはいけないのではないか(自分自身からも、他人からも)と、そんなことを考えました。
故人様のご冥福をお祈りいたします。

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